自己紹介 

初めまして!
ゆうゆう薬膳のゆうゆうと申します。
このページをご覧いただきありがとうございます。

まずはじめに自己紹介をさせて下さい。

私は大阪生まれ、大阪育ちの生粋の大阪人です。
そんな私ですが、生まれたときからアトピーで、ずーとアトピーと戦ってきました。

幼少期からアトピーで、それに加え体も弱かったのもあり、人と接することはあまりなくいつも家で、一人遊びをしていました。
家族で出かけた記憶といえば当時アトピーに良いと聞いた病院への診察のため、田舎から都会へおしゃれして行ったことです。

普段は薬でベトベトになるので汚れてもいい服しか着させてくれなかったのに、診察の時だけは患部が隠れるように長袖だったけれどおしゃれをさせてくれたのです。

それと同時に「私はおしゃれしてこんな遠くまで来なきゃいけないくらい大変な病気なんだ」
「いつまでこれが続くのか」と不安でいっぱいで、その時の両親の真剣な顔と雰囲気から私は捨てられ
るんじゃないかと思ったほどでした (笑)

日常的に自分のアトピーのせいで両親が治療方針でケンカしたりしているのを目の当たりにしていたので、両親に対して申し訳ない気持ちと治らない自分に苛立ったりもしていました。

そんな中、私の楽しみは当時放送されていた料理アニメを見ることで、その主人公が人々の悩みを料理で解決し、困難にも立ち向かっていく様子に幼いながらすごく感動したのを覚えています。
この時くらいから「食」「料理」というものに興味を持ちました。

その興味は、毎朝給食の献立をチェックして登校するほどにまでなり、食べるのはもちろん、作られていく行程にも興味がわくほどになっていました。

食べることが楽しく、たくさん食べるようになり体力もついてきたのか、友達と毎日外でたくさん遊べるまでになり、アトピーの症状も季節の変わり目に少し痒くなる程度にまで回復していったのです。

両親が共働きだったこともあり、普段からハンバーガーやお菓子、ジュースなど友達と食べたり飲んだりすることもとても多かったと思います。

小学5年生から専門学校までは季節の変わり目に少し痒みが出る程度で市販の痒み止めで対処できる程度で、特に生活に不自由はありませんでした。
それでもこの9年間、1回も学校を休んだことがないくらい病気にもならず元気に生活をおくれていたのです。

この当時私は、
「食べたからって痒くなるわけではないし、食べたいもの食べて楽しけりゃいいやん!季節の変わり目で痒くなったら薬使えばいいんやし、アトピーなんてたいした病気ちゃうかったやん!」
と思っていました。

専門学校卒業後、私は保育園の給食調理員として働きだしました。

2年目までは仕事を覚えたり毎日必死で、遊びに行く余裕もありませんでしたが、3年目になると仕事にも慣れ、任される仕事も増えていき、休みの日でも持ち帰りの仕事を一日中やったりしていてかなり忙しくなっていったのです。

職場でのストレスもすごくて、毎日イライラしていました。
そのストレスの発散として、平日休日問わず、暇さえあれば職場の同僚や友達と約束しては飲食店をはしごし暴飲暴食、お酒にあまり酔わない体質ということもありお酒の量も日に日に増えて、深夜に帰る生活。
朝の早い仕事だったので睡眠時間はあまりなく仕事に行くことも多々ありました。

そんな生活を続けていたある日、今まで関節にしか出なかったアトピーが顔に出だしたのです。

今まで出たことない部分に症状が出た不安もありましたが、原因が分からず最初はすぐに治るだろうと市販の薬を塗って様子を見ることにしました。

しかしなかなか治らず、むしろアトピーが全身に広がってしまったのです。

諦めて近所の皮膚科でステロイドを処方してもらい、症状を抑えていましたが、効かなくなりどんどん強いステロイドを処方されるようになりました。

父親が薬店経営だったこともありステロイドについて相談しているうちに、ステロイドを使う事の方が怖くなり、ステロイドをやめて自分でなんとかしようと思ったのです。

何も知識もないまま、ネットで調べたアトピーにいいと言われる食べ物、石鹸、洗剤、化粧品、水、入浴剤、サプリ、漢方、断食、運動、怪しいものなど色んなものを聞いては試しましたがどれも効果がありませんでした。
逆にやればやるほど悪化したものまで。

今度は改善しないストレスでまたイライラ。
大好きなお酒がやめられず、お酒を飲むならポリフェノールが入ってるワインにしようとか、野菜はあまり好きじゃないしサプリで摂ろうとか、どんどん自分の都合のいい方に考えるようになっていきました。
結局改善はせず、見かねた薬剤師の伯母さんが、自分が働いている薬局の近くの病院が非ステロイドの薬を出してくれるよ、と教えてくれそこに通い始めました。

通い始めてから最初のうちは症状も抑えられていて楽に過ごせる時期もありましたが、だんだんその薬も効かなくなりまた症状が悪化していきました。
職場では同僚が私のためにアトピーにいい化粧品会社の人を呼び他の同僚も巻き込んで講演してくれたり、園児の保護者から体調を気遣われたり、園児からは
「顔、おさるさんみたいやけどなんで?ケガしてるの?」
と聞かれたり。

子供だから見たまんま疑問に思ったことを言ってるのも分かりますし、同僚や保護者は本気で心配をしてくれている。
頭では分かっているけれども、もしかしたら「気持ち悪い」って思われてるんじゃないか?とか「かわいそう・・・」って同情されているんじゃないか?とか、素直に考えることができなくなり、「これだけの人に心配をされ迷惑をかけている自分は悪い奴」と考えるようになってしまいました。

この頃から異常なほどの食欲で食べても食べてもお腹が空き、通勤に2時間近くかかっていたこともあり、仕事が終わると帰宅するまでにお腹が空きイライラ。

何も食べずに帰ると家族にイライラをぶつけてしまうので、ほぼ毎日仕事帰りに唐揚げやサンドウィッチ、おにぎりなどを日替わりで買い、帰宅するまでに食べ、気持ちを落ち着かせていました。

そんな生活をしばらく続けているうちに、目も開けられないほどの浸出液、体も動かせないほどの痛み、体中掻きむしって血まみれ、痒みによる不眠・・・どんどん症状は悪化。

もう生きていることに疲れ、死のうと思ったことが幾度となくありました。

こんな精神状態で仕事を続けられる自信もなく、大好きな調理の仕事だったけれどアトピーのせいで辞めなければいけない葛藤。
休職も考えましたが、いつアトピーが良くなるかもはっきり言えないということもあり退職することにしました。

仕事を辞めてしばらくすると症状は重いものの身体を動かせるくらいにまでには回復し、そして以前から興味のあった薬膳というものを学んでみようという気持ちになりました。
ネットで薬膳の記事などを読んでいくうちに、全ての食材には効能があるということを知りました。

今まで改善の為に色々試したけどダメだったから薬膳もアトピーに効果があるかどうかは分からない。でも悪化しててもお腹は空くんだから、今まで考えたことなかった食材の効能や組み合わせを勉強すれば、美味しく食べられて体調が変わる料理が作れるかもしれない。
そんな思いから勉強することにしました。

薬膳を学んでいくうちに自分の体質のことが分かるようになったのです。

今までの自分の食生活、生活習慣がアトピーを悪化させていたことに気づきました。

ストレスはもちろんのこと、睡眠時間が短いことや、休みなく動きまわっていたことも原因ですが食事の部分では、元々体温が低いこともあり、アトピー改善には体温を上げて免疫を上げなければと思い込んでいたので、毎日必死に生姜やにんにく、葱、キムチなど摂るようにしていました。

良くなるために一生懸命していたことが薬膳では私の体質とは逆の効能であることを知ったのです。

学んだことを実践していくうちに、赤み、痒みが減っていき、痒みで不眠だったのが眠れるように
なり、年中、全身真っ赤で炎症で熱くて冬でも半袖で過ごしていた私が、冬はちゃんと寒いと感じ
長袖で過ごせるようになりました。

アトピー症状とは別の改善で言えば、今まですごく酷かった生理痛まで改善され、食材でここまで身体は変わるんだとすごく驚きました。

花粉などの環境の影響、季節の変わり目でアトピーが悪化することはありますが、それもその時期にどういう対処をするといいのかが分かるようになったので、先を見据えて落ち着いて対処できるようになっています。

それでも最終目標はやっぱり完治すること。

アトピーに負けない身体作りのため、食事プラスお灸や耳つぼで底上げをしています。
日によって感じ方が違うので自分の体調と向き合うことにも繋がっています。

悪化するたびに自分の身体を使って人体実験を繰り返してきました。

色々なアトピー治療法がありますがそのほとんどは「食べることに対して我慢を強いられるもの」ばかりで、食べることが大好きな私にとっては辛いだけ。
それでも我慢したら改善に近づくと自分に言い聞かせてきました。

しかし、我慢の食事は美味しく感じられないし、楽しくもない。何より続かなくて結局食べてしまう。
食べたもので今の身体は出来上がっているのは分かるけれど、食事を我慢すること・・・これが逆に、ストレスになっているんじゃないかと思いました。

悪化している状況を考えた時、自分はストレスがかかると悪化しやすいことが多いことに気づきました。それがめちゃくちゃな食生活に繋がっていることにも。

だったら、薬膳の知識を活かしながらなら、悪化してても我慢せず美味しく食べられる改善メニューを作ればいいんじゃないかと思いました。

悪化していてもこれが食べたいという欲求はあります。

私は中華料理が大好きなのですが、中華というと脂っぽいこってりなもの、香辛料が多いものが多いです。でもアトピーさんが食べても問題ないもの、改善のお手伝いをしてくれる食材を選んで自分の好きな中華料理にしてみました。

すると、普段好きなものを食べていた時と何の違和感もなく食べられたのです。

アトピーだからこそ「あっ、この食材いいかも。これよりこの方が痒くない」などの感覚が分かります。薬膳的な考え方をベースにはしていますが、それプラス自分の感覚。
その証明が自分の身体が変わって行くことで出来ている喜び。
食材の調味料まで効能を意識してるので、だったら次はこの食材を使ったこんな料理にしてみよう!などワクワクしながら考えています。


この「がまんしないアトピー養生食」を、同じような悩みを抱えた人たちにも伝えたい!!

そう思ったときに自分がまだ完治していないことで説得力がなくなるんじゃないか、本当に効果があるかどうかが伝わらないんじゃないかと迷いが出たけれど、ひどくなりそうな時期を同じように共感でき、その対処法も伝えることができる。

完治していないからこそ「完治」というゴールを目指して一緒に走れるんじゃないかと。

何をやってもうまくいかず、良いと思ってたことも逆効果だった。
もう何をしても改善せずこんな苦痛を一生抱えて行くくらいなら死んだほうが楽だとまで考えていた私が、メンタルコントロールでき、大好きな食べることも我慢せずにアトピーとうまく付き合えるようになったのは本当に嬉しいことです。

これを多くのアトピーの人にシェアして「食べること」を大切に楽しみながらアトピーとお付き合い
できる人を増やしていきたいと思うようになりました。

我慢せずコントロールできるようになり、悪化した時の症状も軽減されていってるのでゆくゆくは皆さんと手をつないでアトピーを卒業できたらいいなと思っています。

【取得資格】
調理師
食材ソムリエ
予防医学食養生士
薬膳食療法専門指導士
和学薬膳®博士

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