アトピーが冬に悪化する理由
アトピーが悪化するのには必ず理由があります。
その理由が冬という季節に無意識にしている習慣などが原因のことがとても多いです。
自分に当てはまるものがないか見てみて下さいね。
空気の乾燥による悪化
病院などでも必ず言われますが乾燥が原因による悪化です。
あなたは部屋に湿度計がありますか?
あったとしても見ていない人も多いかもしれません。
冬の湿度は本当に低く、30~40%なんて当たり前です。
そこにさらに暖房やこたつなどの使用により、乾燥はさらに進みます。
冬に火事が起こりやすいのは乾燥が原因です。
これと同じことが体の中でも起こっていると考えると分かりやすいでしょうか?
乾燥すると体も炎症しやすくなります。だから悪化するんです。
着ている服による悪化
私のアトピーが一番酷かった時、実は着ている服にも問題がありました。
それは薄手の生地なのに温かいというのが売りの商品です。
いわゆる某有名会社のヒート〇ックみたいなものです。
この商品じゃなくても似たようなものなら同じと考えた方が良さそうです。
こういう商品は体から水分を奪い、その水分と反応することで発熱し、温かく感じるという仕組みになっています。
よく「吸湿発熱」なんて書かれています。
温かさを重視してよく使用していると肌がどんどん乾燥し、温かくなることで痒みが増すことにも繋がります。
着こむのがあまり好きでない私にはピッタリだと思って何枚も購入していましたが、これが悪化させる原因だと知ったのはアトピーが最悪の状態になって数年後でした。
もっと早く知っていればと悔しくなりました。
食べ物による悪化
冬になるとついつい温かいものが食べたくなりますよね。
鍋や煮物など、温かい料理は沢山ありますが、体を温めようとカレーなどのスパイスやにんにく、生姜、ネギがたっぷり入ってるような料理、唐辛子を使ったキムチなどの辛い物を積極的に摂っていませんか?
実はこれ、私もやっていた悪化させる食事。
寒いとついつい、体を温めようと辛い物や体を温めると言われているものに手を出しがち。
しかも寒いので毎日のように摂っていたりするとますます悪化します。
香辛料などは体を温めるものが多く、アトピーの悪化時に食べると体が温まり、痒みが誘発されてしまいます。
元々アトピーの方は乾燥肌のことが多いので乾燥している所を温めると、もう痒みが何倍にもなって血まみれ・・・なんてことにも。
冬のアトピーを楽にする方法
原因が分かった所で具体的にどうすれば良いか、私の経験も含め書いていきたいと思います。
乾燥対策には保湿が大事
乾燥対策にはやっぱり保湿が一番です。
保湿と言うと化粧水などをたっぷりつけて・・・という感じですよね。
もちろん、そういう保湿も大切ですが、冬は加湿も重要です。
乾燥した部屋でいくら化粧水を塗ってもすぐ乾いてしまいます。
それは化粧水の水分すら乾いていくから。
きちんと保湿をしようと思うとまずは部屋の湿度を60%くらいには上げて化粧水を使うのが一番肌にとっても効率よく保湿できます。
まずは部屋の湿度が低くないかをチェック!低ければ加湿する!
加湿器がなければ、濡れたタオルを干すという0円でできる方法もあるので是非!
かゆくならない素材の服を選ぶ
私は肌に直接触れるものは綿100%のものを選ぶようにしました。
寒い冬は特にヒート〇ックみたいなものがとても多いんですが、それを買うのをやめました。
するとやっぱり全然違うんですよね。
最初はフィット感なくて、寒い感じもしましたが、今までがフィットしすぎだったし温かくしすぎて痒みがでていたので、服に皮膚が引っ付くし、掻いてジュクっとなった部分が服に付くしで大変でした。
綿に変えてからは通気性も良くなって必要以上に温められることがなくなったからなのか、めちゃくちゃ悪化することはなくなりました。
痒みも半減しました。
刺激物などを摂らないようにする
唐辛子などの香辛料は体を温める代表的なものです。
アルコールも同じです。
体がアトピーで炎症しているときに、こういう刺激物やアルコールを摂取することでさらに体が熱くなり痒みが増します。
特にアトピーの人は体の熱を放出しにくい人が多く、汗をかきにくい人もいるので、どうしても体の中に熱がこもってしまいます。
寒くても温める方法はあるので香辛料などであたためようとはせず、控えるように意識してみて下さい。普段から香辛料多めの生活をしている人はこれだけでも症状がマシになるかもしれません。
体の中から潤す食材を摂る
体の中から潤すってどういうこと?と思うかもしれませんが、私の中ではこれは絶対やっていただきたいことです。
薬膳の考え方で、食材には何かしらの効能を持っています。
例えば「風邪ひいたらネギがいいよ」みたいなことです。
こんな感じで、食材の中には皮膚を潤す効能を持つ食材もたくさんあります。
こういう食材を使った食事をすることで体の中から潤っていき、体の余分な熱も冷ましてくれて痒みが出なくなります。
私自身、今までは体の表面しか見ておらず、なかなか改善しない状況にイライラしてきました。
しかし、まずはアトピーに良くないことを控えることから始め、毎日の食事に気をつけるようになって少しずつ変化してきました。
やっぱり、1日3食の習慣ってなめてはいけなかったです。
1日3食・・・これを貯金で考えると、1日3円貯金したとして30日で90円です。
ペットボトルのジュースくらい買えてしまいます。
これは金額が低すぎて「う~ん??」って感じですかね。
じゃあ、毎日買っているお菓子をやめて1日300円貯金したとしましょう。
30日で9000円です。
これってでかくないですか?
9000円あったらちょっといいランチ3回くらい行けちゃいますし、豪華な食事できちゃいますよね。
例えが食べ物ばかりで申し訳ないですが、9000円あれば欲しい物は買えちゃいますよね。
体にも同じことが言えて、毎日ちょっとしたことを意識するだけでかなり変わってきます。
冬にオススメの食材
冬に体を潤してくれる食材は黒い色の食材やミネラルが豊富な食材。
黒い色の食材は血を増やすとも言われ、血が増えると全身に行き渡りやすくなり、体が温まることにもなり、冷え性にも良いです。
黒色の食材・・・黒ゴマ、黒豆、黒米、黒きくらげ、黒砂糖
その他・・・魚、海藻類、牡蠣、長芋など
自分の体質を見極めることが大事
アトピーを持っていると季節的にも強い季節と弱い季節があることに気づく人もいます。
これはその人の体質によって違いますが、そういう変化に気づいているかどうかが大切になってきます。
なぜなら、それにより改善のためのアプローチが変わってくるからです。
自分の今の症状からどんな食材を摂った方がいいか、どんなことに気をつけたらいいかが分かるチェックシートとアドバイスシートを無料プレゼントしていますので是非活用してみて下さい。
プレゼントは公式LINEで送らせていただいております。
登録はこちらから⇓⇓
まとめ
アトピーが冬に悪化する理由は
●空気の乾燥
●着ている服の素材
●食べ物
によるものが多く、加湿をしたり、服の素材を変えたりすることでも効果はあります。
それと食べ物による悪化もかなり影響するのでアルコールや刺激物を控えることによって炎症を抑え、黒い食材を摂るように心掛けることで肌に潤いが生まれ、肌が少しずつ変わって行きますので根気強くやってみて下さいね。