日本は災害大国として知られ、特に地震は阪神大震災を機に活動期に入ったと言われています。
辰年(たつどし)は「振」という字を連想させ、また「震」という字も関連しており、地震との関わりが深い年とされています。
2024年8月、南海トラフ地震に関連があると思われる地震も起こりました。
防災の意識が高まり、スーパーから水や非常食、ティッシュなどが消える事態にもなりました。
災害はいつでも起こりうるもの。備えあれば憂いなし。
防災グッズの見直しや食料の確保は必須です。
災害時に備える食材リスト
災害時、特に水道や電気、ガスが止まった状況では、手軽に食べられる食材が重宝します。以下は、非常時に役立つ食材と、それを使った簡単なレシピをご紹介します。
缶詰類
・サバ缶(青魚の水煮・味付け)
・シーチキン(オイル・水煮)
・コーン缶
・トマト缶
・大豆水煮缶
・あさり
・ホタテ缶
乾物類
・切り干し大根
・乾燥わかめ
これらの食材は、ガスが使えない場合でも、水や少量の熱を加えるだけで簡単に調理が可能です。
簡単に作れる組み合わせレシピ
缶詰と乾物を使った簡単レシピをご紹介します。
ビニール袋1つで混ぜるだけで簡単に作れるレシピばかりなので普段の食事作りの時短にもお役立て下さい。
缶詰×切り干し大根
味噌味の魚の缶詰と切り干し大根をビニール袋に汁ごと入れ、その汁で切り干し大根を戻します。
煮物風の一品が完成。
災害時は砂ホコリなどを吸ってしまい肺の機能も落ちてしまいます。
切り干し大根は肺を強める効果があります。
青魚は血液をサラサラにし、車などで避難の際、滞りがちな血の巡りを良くしてくれます。
コーン缶×シーチキン×切り干し大根
コーン缶を汁ごと切り干し大根と一緒にビニール袋に入れ、戻した後にシーチキン(オイル)を加えれば、サラダ風の一品に。
味付け不要で簡単に栄養バランスが取れます。
コーン缶×乾燥わかめ×シーチキン(春・梅雨・夏向け)
コーン缶を汁ごと乾燥わかめ(量に注意)と一緒にビニール袋に入れ、戻した後にシーチキン(オイル)を加えてサラダ風に仕上げます。
コーンとわかめには体の中の余分な水分を排出する作用があります。
さっぱりと食べられる上、梅雨時期などむくみやすい時の対策にもなります。
大豆水煮缶×コーン缶×ホタテ缶やアサリ缶
これらの缶詰の汁を切り、混ぜ合わせるだけで栄養豊富なサラダ風の料理が完成します。
お好みでマヨネーズ味にアレンジしても食べやすいです。
また缶詰の汁でご飯を炊くと水の節約にもなり簡単に味付きご飯になります。
ホタテ缶やアサリ缶×トマト缶×切り干し大根
缶詰の汁ごとビニール袋に入れ、切り干し大根も加えます。缶詰の汁で切り干し大根が戻ったら完成。
イタリア風の一品が手軽に楽しめます。
これらのレシピは、精神的に疲れた時やストレスが溜まっている時に効果的な食材を使っています。特に貝類は精神安定作用があり、青魚やトマト缶はストレスによる血の消耗を補います。また、コーン缶やわかめ、切り干し大根は体の余分な熱を冷ます効果があり、むくみやすい季節や暑い時期にぴったりです。
災害時に備えておくと良いもの
災害時でもお米などの炭水化物は食べたくなるものです。
炭水化物は体のエネルギー源です。
非常食代表にカンパンなどもありますがパサパサになるし口の中の水分も取られてしまいます。
そしてあまり美味しい物とは言えません・・・・
そこで、備えておけば便利な食品をご紹介します。
災害時に備えておくべき食品
・乾燥マッシュポテト:軽量で保存も効き、水やお湯があれば調理可能。
・非常用のお米:白ご飯はもちろん、味付きご飯などもあり、お湯を入れるだけで食べられるため、非常時に便利です。
避難先で配られるおにぎりやパンも、「気(エネルギー)」を補うために重要な食材です。
体の機能を維持するためには、炭水化物や豆類で気を補うことが大切です。
災害時に役立つ便利なもの
・ハッカ油:暑い季節や避難所で役立つのがハッカ油です。水があれば、1~2滴垂らして肌を拭いたりすることで、クールダウンや虫除け、さらにはかゆみ止めとしても使えます。
防災バッグに一つ入れておくと、いざという時に非常に役立ちます。
まとめ
災害時に備えることは、家族や自分の命を守るために非常に大切です。この記事で紹介した食材やハッカ油の活用方法を参考にして、自宅で一度試してみてください。
いざという時に備えて、好みの味や調理方法を把握しておくと安心です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。この記事が少しでも皆さんの役に立てれば嬉しいです。