なすの栄養と薬膳的効能は?美味しいなすレシピ紹介!なすでかゆみ?それってアレルギー?

食物について

夏野菜の代表とも言えるなす。色々な品種が出回り調理法も様々です。
和食、中華、洋食と様々な料理に使えるなすですが栄養と効能を知ってさらに美味しく食べましょう!
また、なすを食べて痒みが出たという人もいます。アレルギーなのかどうか書いていきたいと思います。

なすの栄養と薬膳的効能

なすって軽くて中身はまるでスポンジのような感じで、よく栄養がないのではないか?と言われています。しかし、あのキレイな紫色には栄養が詰まってそうな気がしますよね。
どんな栄養があるのか、また薬膳的にはどんな効能があるのか見てみましょう。

なすの栄養について

なすには水分バランスを調整したり維持、老廃物排泄の役目であるカリウム、骨や歯を作るのに必要なカルシウム、強い抗酸化作用のあるβーカロテンが含まれています。
また、強い抗酸化作用で脂質の酸化を防止するビタミンE、コラーゲンの生成に関与するビタミンCも含まれています。

なすに含まれるナスニンという青紫の色素成分はアントシアニンの一種で、強い抗酸化作用を持っています。癌や高血圧を予防し、悪玉コレステロール値を下げ善玉コレステロールを増やす効果もあります。

体にどういう働きをする?なすの薬膳的効能

季節や体調によって食材を選び、組み合わせて料理を作るのが薬膳です。
では薬膳的にはどのような効能があるのか見てみましょう!
薬膳の基本についての説明は薬膳とは?薬膳の基本を知ると一生自分の体に活かしていける!をご覧ください。

性質:寒(体を冷やす作用が強い。冷えやすい人は食べすぎ注意。)

味:甘(胃腸の働きをよくする。)

帰経:脾・胃・大腸(飲食物の栄養素の運搬、消化吸収する。便として排出する。)

効能:体にこもった余分な熱を取り除き、血流を良くする働きがあります。
冷やす作用が強いので、胃腸の弱い人や冷え性の人は食べすぎに注意して下さい。

また余分な水分を出し、むくみの予防、胃腸の働きを正常にするので食欲不振にも良いです。

動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防にも良いです。

またアクに含まれているクロロゲン酸というポリフェノールにも抗酸化作用があるのでアクを抜くために長時間水にさらすのは控えた方が良いです。

なすでアレルギーは出る?考えられる可能性

なすを食べて痒みが出たことはありませんか?実は私はあります。
アトピーであるので元々ちょっとしたことでも痒くなったりはしますが、私の場合は口の中に異変を感じます。
食べても出る時と出ない時がありますが、出る時はきまって調子が良くない時です。

なすを食べて痒くなったり何か異変を感じるのはアレルギーなのか、考えられる可能性を書いていきたいと思います。

口腔アレルギー

口腔アレルギーとは、野菜や果物を摂取して15分以内ほどでその野菜や果物が接触した部分である、口やその周り、喉などに痒みやイガイガなどの違和感、目のかゆみや蕁麻疹、全身の症状、呼吸器症状、酷くなるとアナフィラキシーになることもあります。

原因は花粉のアレルゲンと野菜や果物に含まれる成分が花粉のアレルゲンに似ていることによりアレルギー反応が起こるとされています。

分かりやすく言うと、例えばあなたに苦手な芸能人が居たとします。
ある日、その芸能人にそっくりなモノマネ芸人さんがテレビに出ていました。
それを見たあなたはそのモノマネ芸人も苦手だと感じてしまう・・・

みたいな感じです(笑)もっとややこしくなったらごめんなさい!!

ナスはナス科なのでそれに似ているのはハンノキ、シラカンバ、スギ、ヒノキです。
これらの花粉で反応する場合はナス科である食材に反応する可能性があります。
じゃがいもトマトもナス科なのでこれらで異変があることもあります。

私はブタクサのアレルギーですがメロン、スイカ、きゅうり、バナナを食べると口の中が痒くなります。食物アレルギーの検査では出ていないですが反応するのでほとんど食べなくなりました。

しかし、全く食べられないかというとそうではなくて加熱すると食べられたりするので、そこは病院で検査をした上でお医者様に確認をとると確実かと思います。

仮性アレルゲン

仮性アレルゲンとは、アレルギーとは違い食材の中に蕁麻疹やかゆみを引き起こす物質であるヒスタミンなどの成分が含まれており、それが原因で摂取して1時間以内にかゆみなどが出ることです。
口腔アレルギーに比べ重症化は少ないと言われています。

なすには、ヒスタミンが含まれており、野菜では他にはトマト、たけのこ、ほうれん草、やまいもなどがあります。
みそ、しょうゆ、チーズ、魚介類、肉などにも含まれています。

もしこれらで痒みが出るようであれば仮性アレルゲンの可能性があります。
こちらは症状を引き起こす物質が含まれていれば誰でもなる可能性があります。

私は、みそやしょうゆなどの発酵食品を食べて出ることがたまにあります。

なすを使った美味しいレシピ

なすはスポンジのような中身なのでとても味が染みやすい野菜です。なので煮炊きものにしても美味しいです。
そして同時に油とも相性がよく油もグングン吸ってしまうので調理には気を付けたいところです。

水ナスの生ハム巻き

生ハム水ナス

もし、生の水ナスが手に入ることがあったら是非やってもらいたいのが水ナスの生ハム巻きです。
水ナスとは大阪府の泉州地区で作られている水分を多く含んだナスのことで、昔からこの地区の人は暑い季節に水分補給を水ナスを絞って出てきた水分で摂っていたとも言われるほどみずみずしいナスです。アクがほとんどないため、あく抜き不要で生食できるナスです。
触感はりんごを柔らかくしたようでフルーツのようです。

そんな水ナスを生ハムで巻いてオリーブオイルをかけあらびきの黒胡椒をかければ完成です。

<作り方>
水ナス   1個
生ハム   8枚
オリーブオイル 適量
黒胡椒   適量

①水ナスを縦に8等分にする(包丁で切り込みだけ入れ後は手で割く方が美味しいです)
②生ハムをナスに巻く。
③オリーブ油と胡椒をかける。

夏に最適!なすの煮びたし

なすは体を冷やす作用が強いので、体を温める食材と一緒に摂ると冷え性の方にも優しいメニューになります。なすと相性の良い体を温める食材は海老や生姜です。

<作り方>
①なす2本のヘタを切り落とし、縦半分に切り、格子状に切り込みを入れ、2~3等分に切る。
水に少しだけさらす。
②①の水分をふき取り、片栗粉をまぶし少量のこめ油でなすを焼く。
③むきエビの背ワタを取り片栗粉をまぶしておく。
④だし汁250cc、みりん大2、砂糖小1、醤油大1を煮立たせて②のなすを入れしばらく煮る。
海老を加え、海老に火が通ったら完成。盛り付けておろし生姜を乗せる。

※体に熱がこもるタイプの人は海老はやめて豚肉に変えるのがオススメです。
豚肉はどんな体質の人が食べても大丈夫な食材で体を潤してくれます。

まとめ

なすはあまり栄養がないと勘違いされていますが、生活習慣病の予防になったりと現代社会には欠かせない野菜です。また皮の紫の部分にも、アクにも栄養があるので皮はむかず、アクも抜き過ぎないように調理することが効率よく摂る秘訣です。

また冷やす効能から自分に合った調理法を選んで食べることも大事ですし、痒くなったりする場合もあるので、過去に痒くなった経験がある場合は特に食べてからの経過を見ていてください。

秋もまだ旬で美味しく食べられるので色々な料理で楽しんでみて下さいね!

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