アトピーを発症すると何が原因なんだろう・・・と考えてしまいますよね。しかも大人になってからアトピーになった!という人もよく聞きます。
アトピーの原因は食べ物なのかどうか、私の考えを経験を交えながら書いていきたいと思います。
アトピー性皮膚炎の原因
アトピーの原因は色々あると言われています。これは人それぞれ原因が違うため、一般的にコレ!と決めることはできません。しかしある程度絞り込むためにいくつかの原因を挙げたいと思います。
アレルギー体質である
子供の頃からアレルギー体質だと色々なものに反応して痒みが出たりすることがあります。
特にダニやハウスダストに反応しやすい人が多く、部屋の掃除をこまめにすることや、湿気の多い時は除湿することも必要になってきます。
そして食べ物のアレルギーに反応している可能性も考えられます。特に花粉症の人は花粉のアレルゲンに似たタンパク質が食べ物にも含まれており反応しやすいと言われています。
主に、ブタクサの花粉はメロン、スイカ、スギはトマトなどが注意と言われています。
アレルギー検査を行っておくと一番分かりやすいのではないかと思います。
食生活の乱れ
高校くらいからアトピー症状が出始めた・・・という人は食生活の乱れが原因のことがあります。
中学くらいまではきちんと家でご飯を食べ、夜も早めに寝る生活をしてる人が多いと思います。
しかし、高校生になると、バイトを始めたりで食事の時間も決まっていなかったり、友達とハンバーガーや揚げ物やお菓子などジャンキーなものを食べる機会が増えることが多くなります。
また逆に、体のことが気になりダイエットなど始める人も多いです。極端な食事制限により栄養不足になることも原因に挙げられます。
このタイプは規則正しい生活を送ることで比較的早く改善していく傾向にあります。
ストレス
ストレスは百害あって一利なしです。
社会人になりアトピーが悪化した人はこのタイプの可能性が高いです。
ストレスによりアトピーにも影響がある自律神経が乱れることもありますが、ストレスにより、その発散が暴飲暴食に走ってしまうこともあります。
運動で発散する人なら問題ないですが、食べる方で発散してしまうと胃腸が疲れてしまい、それが全身の機能にも影響してしまいます。
私の場合は、アレルギー体質な上にストレスによる暴飲暴食で酷いことになっていきました。高校時代でも季節的に症状は出ましたがかゆみ止め程度の薬で安定していました。それに学生時代というものは嫌でも授業で運動をしなければいけません。体を動かすことでストレス発散にもなっていたのかもしれませんね。
しかし社会人になると、一般的には体を動かす機会も減り(デスクワークなど)、職場の付き合いでお酒を飲みに行く機会も増えます。外食が増えどうしても味の濃い物、ジャンキーなものが多くなってしまいます。ジャンキーなものには悪い油がたくさん含まれておりそれがアトピーの原因にもなってしまうので要注意です。
なんとなく自分のアトピーの原因が分かったでしょうか?
ではアトピーが出てしまったらどんな食生活にすればよいか見ていきましょう!
アトピー性皮膚炎が出た時の食生活
私のアトピーが悪化し出した時は今ほどネットでなんでも情報が手に入る時代ではありませんでした。SNSがちょうど流行りだした頃でまだアトピーについてはブログで誰かの体験談などを読み、それを試してみるということが主流でした。
しかしアトピーに良いと言われるものを試してもいまいち自分にハマるものはなく効果が感じられないものがほとんどでした。
それもそのはず。だって原因は人によって様々だから。
私は、ストレスによる暴飲暴食が原因とは思わず、「免疫が低いからだ!」と体を温めることを第一優先に考えていましたが悪化する一方でした。
なので、これを読んでいるあなたが遠回りしないよう食生活について書きたいと思います。
アルコールや辛い物など刺激物をやめる
アトピー性皮膚炎になるとついつい「何か体に良い物を入れなきゃ!」と思いがちですが、まずは体から出すことを考えたほうが早いです。
特に体が炎症している場合はアルコールや辛い物、香辛料などの刺激物は更に炎症させてしまうものだからです。
これらは体を温めるものがほとんどだからです。
例えば火事になった時にやることはまずは消火ですよね?体でも一緒で、まずは炎症を抑えることが大切です。
刺激物は言わば、燃えやすいものを更に入れている感じです。これではいつまで経っても火は消えません。
油っぽい物や揚げ物、甘い物をやめる
油っぽい物、味の濃いもの、甘い物というのは体に入ると消化に負担がかかります。そして消化できなかったものが老廃物としてどんどん体に溜まっていきます。
それが便からでは追い付かず、皮膚からあふれ出てるのがアトピーの正体です。
体に悪い物が入っている状態でいくら良いものをいれても意味がないのでまずは体に入れないということが一番です。
例えば、油ものや甘い物というのは体の中で消化しきれないとどんどん溜まりヘドロのようなものに変わります。ヘドロ=老廃物なわけです。
そのヘドロがたっぷり入ったゴミ箱があったとします。そこに宝石を入れてもヘドロやゴミに汚染されて、宝石すらゴミになってしまいます。
同じように老廃物が溜まった体にいくら良いものを入れても一緒ということになってしまうので体に入れないのが正解です。
最低一口30回は噛む
噛むことでのデメリットはありません。とにかく胃腸に負担をかけないために最低一口30回は噛みましょう。
アトピーの人は胃腸が弱い人が多いです。なので、健康な人と同じ食事でもその処理能力が違います。
噛むことによりスムーズに消化されやすくなり、体が働きやすい環境を作ることができます。
仕事と一緒で上司から自分の所に仕事を丸投げされれば、最初からやっていかなければいけない為、とても時間がかかります。残業しても終わらないかもしれません。
しかし、上司から「ここまではやっておいたから~」と丸投げではなく、仕事を効率的に進められるように準備がしてあったらどうでしょう?めちゃめちゃ嬉しくないですか?理想の上司ですよね?
「噛まない」ということは、仕事を丸投げしてくる酷い上司と同じです。
「噛む」ということは後の事も考えてやりやすいように準備してくれてるのと一緒です。
数時間おきに新しい仕事(食べ物の消化)が入ってくるので、胃腸は常にフル回転。
ちゃんと噛んであげることで、仕事を残さず毎回きちんとやりきってくれます。
これが老廃物をためにくい体ということになります。
なので食べる量も満腹ではなく、処理しやすい8分目までにしておいた方がお腹には親切です(笑)
冷飲食をしない
冷たい物というのはお腹を冷やしてしまいます。なのでその機能も衰え、消化しにくい状態に・・・。
なのでそれを防ぐためには冷たいものを食べてお腹を冷やさないことが大切です。
食養生が重要視されている中国では飲食店に行っても氷入りの水は出ないそうですよ。
自分のアトピーの症状に合わせた食材を選ぶ
どういうことかというと、それぞれアトピー症状の出方によって食べ物を変えるという方法があります。
例えば、炎症が激しくジュクジュクしてるなら、ジュクジュクを排泄として出しやすくしたり、カサカサなら体の中から潤す食材を摂るという感じです。
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まとめ
アトピーと食べ物にはとても深い関係があります。
しかし、自分ではなかなか分からない部分もありどう対処していいか分からなくなりますよね。
アトピー症状を今より軽減させるには、まずは「やめてみる」ということから始めていきましょう。
◉アルコール、辛い物、香辛料などの刺激物は体を炎症させてしまいます。
◉油もの、甘い物、冷飲食は胃腸の機能を衰えさせ、老廃物が溜まりやすい体に。
◉しっかり噛む!噛むだけで改善した方もいます!
◉自分の症状に合った食材を摂る。
ストイックにできる方はいいのですが、私のように自分に甘いタイプの方は誘惑にも負けっぱなし。
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